広辞苑で結婚について調べてみた。
「夫婦となること。一対の男女の継続的な性的結合を基礎とした社会的経済的結合で、その間に生まれた子供が嫡出子として認められる関係。民法上は、戸籍法に従って届け出た場合に成立する」
ここ近年、同性婚という動きが、時として司法をも巻き込み、大きな問題となっている。それは国連が採択したSDGsが、その動きを後押ししたことは疑う余地はないだろう。
ジェンダー平等。ようするに、もう男性、女性という区別をなくそうじゃないか!という動きなわけだ。僕はそんな中で、あえて同性婚というものを議論する必要があるんだろうか?と思う。僕はどうしても、同性婚はSDGsのうたうジェンダー平等とは相容れない気がしてならないのだ。
僕は、これからのジェンダーの平等に即した結婚とは、男性と女性、男性と男性、女性と女性なんていう、性別に縛られる必要はないんだと思う。そもそもジェンダー平等の目指すところは、性別という意識の撤廃じゃないのか?
もしも婚姻制度とは、男性と女性が子供を作るための制度だなどと主張すれば、それはまた別の人権問題になる。ジェンダー平等のダブルスタンダードだ。
来るべき新しい時代の結婚。それは男性、女性という意識を乗り越えた、ようするに広辞苑のいう「夫婦となること」ではなくて「家族になること」、それが来るべき新しい時代の結婚の在り方なんだと思う。
すなわち、男性とか女性とか、もちろん同性なんていう性別とは関係なく、共に人生を過ごす2人が家族となり、それを国が保障していく。それこそが、ジェンダー平等の結婚というものなんだと僕は思う。